食後の至福の表情を愛する patissiereの日常
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Stollen 2012
ことしのこも焼けました

去年よりだいぶ寒いこの冬は、しっかりつけ込んだレザン、肉厚のオレンジコンフィといつもより少し多めのナツメグを入れて、pâte d'amandesはプロヴァンスからきた70%
いつもよりずっしりとつまったStollen 私好み



一晩寝かせた中種といっしょに
生地をざっくり練り上げ
大きめに切ったフルーツを一気に混ぜ込み
生地の出来上がり
生地にも練り込んPâte d'amandを芯ににもしっかり包み込み
寝かせて発酵させたらオーブンへ
しっかり焼き上がったら 熱いうちにたっぷりラムを塗り

澄ましバターをくぐらせて
sucre vanilleの中へ
そして翌朝さめたら最後の白化粧

あとは一人一人へ思いを馳せつつ包みます
Lolaは後ろで静かにまってます
みんなの元へは
Noëlの足音が近づいた頃に届きますように

毎年ながらこれを作り終えると ほっと一息
一年がぶじにたったこと嬉しく思う


patisserie& cuisine comments(1) trackbacks(0)
MIWA 柴田さんの曲げわっぱ
 parisに折りがたやさんができる、と知ったのは今年の夏のこと
10月の終わりについに、openしたMIWA
MIWAさんについてのblogを見つけたので拝借”


中に入るとほんとにフランスにいることを忘れるほど日本。
私も以前に日本でori HIGASHIYAの立ち上げをお手伝いさせてもらったとき、折りがたに改めて触れる機会があったので、parisに、フランス人にどんな形で受け入れられるのかがとっても興味深くもありました

日本の伝統的な文化や日常を発信するばしょとして、これからがとても楽しみなお店。

つい先日、秋田天然杉の曲げわっぱ職人柴田慶信さんを招いて、実際に曲げわっぱに入ったお弁当を食しながら柴田さんの実演も見られるという素敵な夜にお呼ばれされてきました
天然杉は残念ながら日本では年々数がへって、いまは伐採が禁止され今後は今と同じ物を作るのが難しいとのこと....
つくりながら、曲げわっぱの生まれや、どんな風に使用されてきていたか、色んなお話してくださいました。はじめは下級武士の復職とされていたそうです
ほんとに美しいのです....
が見て眺めるのではなく道具としての素晴らしさを実感してほしいとの気持のいい心意気
道具は使ってこそ良さが分かるもの。
ではしっかりつかわせていただきます!
頂きます!
この日の為にお弁当用の杉の板も作っていただいたとのこと
ほんとに手にすっぽり入る緩やかなまるみと木の香りで御飯がおいしくなりました
そして、その日に使ったお弁当箱はその場で譲っていただける!ということで家にも三つ杉の板と一緒に連れて帰りました。なにを作っていれるか考えるだけで楽しくなります
その場にいたフランス人もどんな背景があるかを分かった上で新しいつかいかたができたらいいなと言っていたのがなんだか嬉しかった
にほんのELLE DECORの12月号にmaruwakaさんが柴田さんの工房を訪れた様子がのっています 私もいってみたくなりました

日本にいる時よりも、なおさら日本の昔からの文化に触れる機会が増えた気がするこの頃
にほんはすばらしい



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