食後の至福の表情を愛する patissiereの日常
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Mondial des Arts Sucrés
一週間ほど前のこと
Euro Pain"製菓、製パンの大きな展示会”へいってきました
期間中、いくつかのコンクールもあるなか、2年に一度のpatissierの大会、Mondial des Arts Sucrésへ


一昨年は、フランス人の以前の同僚が、優勝し、世界一になっていた。
一緒に働いていた時と顔つきも違う。
3日間に渡る長時間の沢山のギャラリーの目の前での作成
ただ作るのとは訳が違うのは明らかに違うプレッシャーもある

男女一組で 飴、チョコ、パスティヤージュ、デギュスタションの総合で審査される。
出来上がったピエスを審査台へはこぶ所まで神経が抜けない

今年も、完成前に一瞬で崩れさるピエスも.....
ため息の前に息をのんでしまう
日本
ウクライナ
フランス
スイス

そんな中日本はいつも上位入賞の期待が大きい
ことしは......?
それぞれの国が個性を出し合う中、優勝!でした

2位はフランス、3位はウクライナ 個人的にピエスはウクライナがすき

食の仕事にも色んな関わり方があると思う。周りにもコンクールを目指しフランスへ来る人も少なくはない。好きなことを求めて自分と向き合って作る人もいる

私は後者。その他にも、食に関わる様々な業者の展示や試食、大物chefのデモンストレーション、完全機械化の製パンマシーンetc.. 



展示スペースが広すぎて、人疲れした

でも以前の同僚や、世話になったchefにも沢山逢えて嬉しくもある一日

帰りの電車ではぐったり
patisserie& cuisine comments(0) trackbacks(0)
本日の賄いは?

アンディイーブとジャンボンのグラタン、チリコンカルネ、シャンピニオンのソテーにス−プドポワソン.........に、柔らかすぎない御飯


全く持って統一感はないけれど、私の好物知ってます?と聞きたいくらい好物が並び驚いた!ここま出そろう日はなかなかない
あっ 別にいつも美味しくない訳はないのだけれど 勿論。
写真がないのは残念

レストランで働いていて、お菓子屋にはない楽しみ?賄い
お菓子屋のときにはお弁当作ったり、ケパブを買いに行ったり、の手間も含め懐にも日々ひびくもの。プラザアテネやムーリスの大きなホテルには賄い専用の食堂で賄いのchefがいて黒板に本日のお品書きなんて書いてあり、料理によって値段が決まっていて月々支給の食費から差し引かれていく具合

今のレストランでは一日に2回、お客さんが入る前に、長い厨房のパスに料理が並び高校の学食のように、各自お皿を取り、食べたいものを食べたいだけとる。
だいたい魚か肉料理、パスタかごはん、サラダとフロマージュ、ヨーグルト、+ときにデザート とパン 忙しい時は冷凍や出来あいの者も登場するけど、一度に50人分以上作るのだからごもっとも

いつもは客席に座って食べるけど、仕事が追いつかない料理人は、パンとチーズを厨房でつまんでいたり、おなかの出たソムリエは一人で3皿も食べていたり様々....

前のレストランは、小さなキッチンで、chefは"賄いは料理の勉強"と、ごくまれにだが、遊び心で、ひとつの食材をお題に決め、料理人に私も含めて、それぞれが違った料理を作り、ソムリエが採点、いちばんの人には美味しいワインがご褒美にでた

ある時は うさぎ がテーマで、作りなれない私は
市場でうさぎを丸ごと仕入れ、家でさばく練習もしたりもした

日々の御飯はやっぱり楽しみのひとつ

明日はなにかな......





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雨あがりには



雨は....いやだけど、雨上がりはこんな景色が見られるから好き
 
paris comments(3) trackbacks(0)
Prague 1
待ち合わせはプラハ中央駅3FのCaféでね
日本にいる旅慣れた友人と現地集合 どうやら彼女はベルリン映画祭によってから電車でやってくるみたい 3時間くらい?チェコとドイツも近い

ずっといきたかったこの街。
東京にいたとき一緒に働いたゆきえちゃん
彼女にとってもここは特別だったはず いま帰らぬ彼女に、色んな思い入れがあっただけにやっと訪れることができて 思いもひとしお

parisよりも格段に寒いか?と靴の敷き皮も一枚入れて降り立ったプラハは−5℃。それほどでもなくほっとする

でも全く分からないチェコ語........フランス語は通じない
空港からバスとメトロを乗り継いで1時間、プラハ中央駅
わりと近代的な駅のどこにあのドーム状のcaféがあるのか?細い階段と分かりにくい看板をようやく見つけ、登っていくと......あった!

行き交う人が多い駅なのにここは人もまばら 友人は先に着いていた


街中をメインに走るのはトラム
バイクも自転車もほとんどみない、そして...結構なりょうの車とトラムと人が往来しているのに、驚くほど信号がない

フランス人やイタリア人の運転だったらあり得ない!
トラムの間を縫って人は歩いてる



ホテルまで歩くと、街は意外と歩いてまわれそう
分厚い雲に覆われて一面灰色の景色
それでも上を見上げながら歩き回りたくなる景色が続いてる

ヴァルタヴァ川にかかるカレル橋 
橋を丈夫に作る為にモルタルに卵白を入れたと言う話を読んだ
ボヘミア中から卵が運ばれるなか、ある村は卵が割れるのを恐れゆで卵にして運びプラハ中の笑い者になったらしい....ほんと?
そんなお陰もあってか600年を経過しても未だ健在

橋の両脇には30体の聖人の像

日も暮れてくると浮き上がってくるプラハ城
歩けば教会にあたるほど数が多い
初日はのんびりまず.....
ビール

プラハでいちばん古いビアホール
1499年からのウ.フレクーへ。

注文を聞かれる前に、テーブルに度数の高い自家醸造の黒ビールが置かれる

思わず写真を撮るのも忘れて 吞んでしまったけれど美味しい....

料理はドイツやウィーンと似ている凄いボリューム
キャベツのサラダがいい箸休め

デザートまでは....無理

コーヒーを飲んで即寝です

あっ、そろそろチェコも€に切り替わるようだけど、まだいまはチェココロナ

その2へ

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