食後の至福の表情を愛する patissiereの日常
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Vincennes semi maraton〜Lolaは知り足りずもう一度....
 
よく晴れた日曜日、この日は友達の2人がvincennesのセミマラソンを走った!
vincennesの森をスタートしてHotel de villeまでいって、再び戻るなんて私にはとても無理だけれど.....Lolaとお散歩しつつ、ゴールを見届けようと森まで
4万人が参加したらしく、ゴール付近で友人を見つけるのは至難の業


待ちつつLolaは枝遊び
晴れてはいたけれど寒い日、あたたかい飲み物はそれはありが鯛
人波を縫って探していたら沙織ちゃんらっちゃん2人とも完走!
すごいね おめでとう!
ランニングシューズが気になるらしい....あなたには立派な肉球があるでしょ.....
祝福の抱擁もして
おまけに祝福の口づけ.......(自ら飛び乗ってやってます)
マラソン後のカフェはいかにもフランスらしいと思った....
そして、翌日 
ランナーを横目に走り足りなかったらしいLolaと再び Vincennesの森へ
スタート!!!
ぶっちぎりのいちいです 
こんなに気持のいい晴れの日に
広い森を思いっきりはしれるのは
さいこう......
でもそろそろ満足
私は2かともみまもっただけで走りませんでした、が、気持のよい週末
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Stollen 2012
ことしのこも焼けました

去年よりだいぶ寒いこの冬は、しっかりつけ込んだレザン、肉厚のオレンジコンフィといつもより少し多めのナツメグを入れて、pâte d'amandesはプロヴァンスからきた70%
いつもよりずっしりとつまったStollen 私好み



一晩寝かせた中種といっしょに
生地をざっくり練り上げ
大きめに切ったフルーツを一気に混ぜ込み
生地の出来上がり
生地にも練り込んPâte d'amandを芯ににもしっかり包み込み
寝かせて発酵させたらオーブンへ
しっかり焼き上がったら 熱いうちにたっぷりラムを塗り

澄ましバターをくぐらせて
sucre vanilleの中へ
そして翌朝さめたら最後の白化粧

あとは一人一人へ思いを馳せつつ包みます
Lolaは後ろで静かにまってます
みんなの元へは
Noëlの足音が近づいた頃に届きますように

毎年ながらこれを作り終えると ほっと一息
一年がぶじにたったこと嬉しく思う


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MIWA 柴田さんの曲げわっぱ
 parisに折りがたやさんができる、と知ったのは今年の夏のこと
10月の終わりについに、openしたMIWA
MIWAさんについてのblogを見つけたので拝借”


中に入るとほんとにフランスにいることを忘れるほど日本。
私も以前に日本でori HIGASHIYAの立ち上げをお手伝いさせてもらったとき、折りがたに改めて触れる機会があったので、parisに、フランス人にどんな形で受け入れられるのかがとっても興味深くもありました

日本の伝統的な文化や日常を発信するばしょとして、これからがとても楽しみなお店。

つい先日、秋田天然杉の曲げわっぱ職人柴田慶信さんを招いて、実際に曲げわっぱに入ったお弁当を食しながら柴田さんの実演も見られるという素敵な夜にお呼ばれされてきました
天然杉は残念ながら日本では年々数がへって、いまは伐採が禁止され今後は今と同じ物を作るのが難しいとのこと....
つくりながら、曲げわっぱの生まれや、どんな風に使用されてきていたか、色んなお話してくださいました。はじめは下級武士の復職とされていたそうです
ほんとに美しいのです....
が見て眺めるのではなく道具としての素晴らしさを実感してほしいとの気持のいい心意気
道具は使ってこそ良さが分かるもの。
ではしっかりつかわせていただきます!
頂きます!
この日の為にお弁当用の杉の板も作っていただいたとのこと
ほんとに手にすっぽり入る緩やかなまるみと木の香りで御飯がおいしくなりました
そして、その日に使ったお弁当箱はその場で譲っていただける!ということで家にも三つ杉の板と一緒に連れて帰りました。なにを作っていれるか考えるだけで楽しくなります
その場にいたフランス人もどんな背景があるかを分かった上で新しいつかいかたができたらいいなと言っていたのがなんだか嬉しかった
にほんのELLE DECORの12月号にmaruwakaさんが柴田さんの工房を訪れた様子がのっています 私もいってみたくなりました

日本にいる時よりも、なおさら日本の昔からの文化に触れる機会が増えた気がするこの頃
にほんはすばらしい



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Bretagne cancale女旅
ひさしぶりにparisをでる
美味しいもの好きな友達と、食べることのしかきめずにの気ままな小旅行

TGVで3時間揺られればSAINT MALOに到着
そこでガレットをまず食べてから目的地のCancaleへ
漁港があって、教会を囲んだ小さな街だけれども
美味しいものの匂いがするまち 

夏の時期よりぐっと訪れる人は少ないにも関わらず、エピスの魔術師と言われるOlivier Roellingerのレストランは今回は予約いっぱいで行けなかったので
さっそく彼のエピスリーに
ヴァニラビーンズで8種類もある! 
胡椒も10種類以上!挽く前でも香りもまったくちがって、どんな料理にあわせたら良いのか想像するのも楽しい
プジョーと彼のオリジナルの胡椒挽きを見つけて沙織ちゃんと一緒にこうふん
きっと珈琲好きにもたまらない...

海の目の前の宿、真下のBREIZH CAFEでガレットをつまみに蕎麦のビールを吞んだら
さて!本日のメイン海の幸!
お店の名前にもなっているormeau”あわび” フランスでは生では食べないみたい....
そして本日何度目の?乾杯〜 w
何気なく頼んだワインもすごく美味しく
メインのPlateau de fruits de mer!!!!
早く着いたお陰で貸し切り状態のため、きのよい主人がほら椅子にのぼって上から撮っていいよって w
牡蠣だけで4種類!全部味は違う てっぺんのはPied de cheval”馬の足”とよばれるだけあっておおき〜な牡蠣 5人で4人前だけどすごい量!

この夜は幸せの中夢の中へ.......
翌日は誰よりもはやく目が覚め、洗った髪も乾かぬまま首にタオルで長靴、おやじのようなかっこで 日の出を見ようと海にでる
わ.....寒さも忘れて言葉を失う景色が広がる
手前は牡蠣の養殖所
朝は潮が引いて牡蠣も顔を出す
運の良いことに日曜は朝市!
海の幸ばかり頭にあったら 思わぬものに目が釘付け
横の人の顔の大きさを見ればわかるけれどすごく大きくてみの詰まった立派なカリフラワーに
下仁田葱のようにふといポロネギ!思わず
"2つずつ下さい!!!!!!” 
それも3€で....ずっしりと幸せな重さの鞄をかかえて 散歩を続けると
匂いにつられてpatisserieにたどり着く
日曜の午前はお菓子を求める人がひっきりなしに訪れる
きっとこの街一番のお菓子やなんだろうな、とウインドーを見ると
こんがり焼けたブリオッシュにリンゴを包んだ焼き菓子、奥では見えるところでミルフィーユの表面に焼きを入れてる
店の中でも食べれるようになっていたので、朝食を食べてまもないけれどひと休憩
お茶だけにしようかと思っていたのに思わず頼んだブリオッシュ
あたため直していないのに周りは香ばしくて中はしっとりして言うことない!
買って帰ろう!とおもったときにはもう売り切れ.....残念。
でもpomméという生のリンゴを一緒に焼きこんでほんのりキャラメリゼしたお菓子とBORDIERのcrème fraîcheを購入。
parisにもどって翌日あたためて食べたらほっぺたが落ちる美味しさ!
知らずに入ったけれど、ここもOlivier Roellingerのお店!やはり次回はもう一度、彼のレストランにくるためにcancaleへ来ようと心に決める。

お昼まで腹ごなしにと海沿いを散歩しているとだんだん潮が満ちてきて陸に上がっていた船も水面に浮かび出していた

そしてやはり牡蠣を売る露店が気になりアペリティフにと、めのまえでなれた手つきのおばちゃんにあけてもらう
食べ終わったら殻は海に捨ててねって、だから浜辺は牡蠣のからだらけだったのか!と納得 笑
最後は隣のレストランのムールフリットにも後髪を引かれつつもガレットで〆
あっというまの2日小旅行、たのしかったなぁ
次はいつまた来よう?
美味しいきままな旅はさいこう










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冬仕度
 
今年も、準備が始まりました。スペイン産の皮のしっかりしたオレンジを10日間かけてコンフィにして、さてもう少ししたら作りましょう stollen
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Grasmere Gingerbread
イギリスの湖水地方を旅した両親から、日本を旅してパリの私の手元にやってきたGrasmere Gingerbread ほんのりあたためたらふぁーっと生姜の香りがたった
150年以上も変わらず守られるレシピ...素敵です
ジンジャーブレッドと一緒に送ってくれた紅茶には家で作った生姜シロップをいれて生姜づくし
 
美味しくいただきました

Grasmere Gingerbread
http://www.grasmeregingerbread.co.uk/index.htm

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山下農園さんの収穫祭
 実りの多い秋、色んな門出の多い時期、妹夫婦はイギリスから日本へ移住し、和食人の友人はニューヨークへ精進料理レストランの板長になるべく旅立った。

少し前のことになるけれど、アメリカにたつ前にと一ヶ月フランスにやってきた和食人大堂くん
料理人から離れたことがないという彼が滞在中したことはレストランでの仕事ではなく畑仕事
ただの畑ではありません フランスで唯一日本の野菜を栽培する山下農園さん
彼が野菜をおろすのは名だたるchefばかり
ずっと話を聞いていて訪れたかった場所 
そこでの年に一度の収穫祭にふいにお邪魔してきました
パリからフルマラソンの距離ノルマンディー方向に向かったあたり
通常一人ですべての野菜を育てる山下さんのハウスの中には
色んな野菜が.....!無造作のようでしっかり考えられて並べられている日本の野菜たち
土はとっても固そうなのにすくすく。
山下さんすごいなぁ、これを十数年前にここで始めようと思ったのだから
説明してくれながら生で味見させてくれたとうもろこしは転げるほど甘かった!

畑を見てからは、週末はオーベルジュにもなるご自宅でその日の為に日本からやってきた料理人さんが腕を振るって野菜たちがお皿に並んでいく

山下さんと彼の野菜を愛する人で会話も箸も進む
〆には青木さだはるさんが自ら作成のケーキ
そして数日後、キッチンギャラリーへ大堂くんと御飯を食べにいくと

彼の野菜がいたるところに
びっくりしたことにデザートにとうもろこしがあらわれた
生で食べた時のあの甘さがスープになってお味噌のキャラメルが一緒に
山下さんの野菜の舞台はさらに広がっていく

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森、散歩、水好きなのはよい...けれど
すっかり、無沙汰です もう秋ですね


季節が移り変わっても森通いは続いてます
秋の天気はフランス人のように変わりやすくて晴れてもすぐに雨が降るので気持のよい太陽を見かけると即座にvincennesの森へ。毎週少しずつ木々の色が変わって、今は枯れ葉のじゅうたんの頃。



だいぶ涼しくなり、夏のように頻繁にLolaの飛び込みはなくなった。気持良さそうに泳ぐので好きにさせてあげたい気持もありながら、以外とデリケートな肌の持ち主でもあるので困ったところ。(もちろん森のあとのシャンプーはしっかり)一緒に暮らすと似てくるともいうけれど、ブルドックにしてはめづらしく泳ぎも得意なほう、ただ飛び込んでも自分で岸に上がれないことも多いが........。

さて ここ数日休みの日の雨が続き、にわかにストレスもたまってきた様子のLolaだったので、セーヌ沿いを散歩することに。 雨だとなおさら川縁を歩く人も少ないので犬連れには嬉しい
今日もリードを外しての散歩 雨がやんで夕暮れ時
あっ!!!!!ッと思ったときには遅かった
Lolaがセーヌ川に飛び込んだ.......(セーヌの川沿いは柵はないんです....)
長靴ははいていたけれど、ふちから川までの高さは私の背ぐらい、一瞬飛び込むか?と血迷いそうになる、が廻り回って高低差の低いところから水面に近づくことに成功。とうのlolaはぷかぷか犬かき...ただ思いのほか深かったのか?岸のところから動かない、もちろん自力であがれる様子はない....ので手を伸ばした私にすんなり確保 はぁ....
川沿いにのぼったその直後、川縁にボートに乗った警官がやってきて、人が川に落ちて誰かが助けようと川におりていると通報があったんだけど、と.....すみません。落ちたのは犬で助けてたのは私です......。無事だったから良かったけれど
道頓堀から飛び込む阪神ファンを始めて笑えないと思った....

さすがにlolaもびっくりして疲れたのか家に着いて丸洗いされてから微動だにせず寝ています。


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bois de vincennes
Lolaと暮らし出してから、週に一度の習慣になっている森通い。
もちろん放し飼いでの散歩もだけど、この頃それ以上に私の息抜き
まるで長野の山奥か?とも思える景色は家からメトロで15分のbois de vincennes
この頃、毎週降りる駅をかえて森をさまよいながら新しいコースを開拓
たまには大雨にふられてずぶ濡れになったこともあったり
暑くなってからは水が好きなLolaは水浴びに小川に飛び込んでゆく
こんな贅沢はないなぁ と おもいっきり深呼吸
遊び疲れたあとはわたしもLolaもぐったり伸びる。
これもまた気持のよい習慣



 
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14 Juillet 2012
気がついたら3年目のエッフェル塔の14Juillet、この日は晴れが多い。ことしもずっと雨続きだったのにこの日だけは太陽が味方した

レストランは1人あたり600eurosをこえるmenuだというのに満席
毎年ものすごい人だけれど、トロカデロからあがる花火を真正面でみるのには最高の場所


23時過ぎから始まった花火、花火が始まるとみんな食事のてもとまりみいってる
営業中でも厨房の料理人もみんな外へ 厨房は空っぽ 笑

 
どれだけの人が集まっていたのだろう....花火のあとは毎年道が人でうまって動かない
だけど、ことしもこれが見られてよかったと 家路へ

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